【後編はこちら!】
1.(可能であれば療養・治療)
↓
2.就労移行支援事業所へ通所
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3.就労移行事業所での勤怠を安定させる。
┗【記事:障害者雇用で求められる能力:Comming Soon】
4.特例子会社 or 障害者雇用 で就職(※ここは通過点です)
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5.安定就労 or 職場で転職・復職しやすいスキルの習得(ここがゴールです)
では、順番に詳しく解説していきます。
・ざっくり言ってしまうと、障害を抱えた方が訓練する施設です。
・障害の種類は問いません。(身体・精神・知的など)
・精神や身体障害を抱えて就職することを想定した就労訓練が出来る。
・全国に3500か所の事業所があると言われています。
・この記事ではその一部を紹介します。
・是非お住いの地域の就労移行支援事業所を探してみてください。
・昨年度の年収・収入によっては無料で利用が出来ます。
私は2020年の1月に前職のネジ工場を退社し、2020年3~4月ごろに就労移行支援事業所を利用したので毎月9300円を貯金から払っていました。
このため、貯金などがある場合は、1年程療養して、しっかりと自分の進路を決めてどの就労移行支援事業所に行くかを決定するという方針も良いと思われます。
就労移行支援事業所では昼食が出るところもあります。
・VBAだと給与は事務職扱いのため手取りで18万前後です。
私の場合は独学でプログラミング(ExcelのVBA)を覚えましたが、都市部にはプログラミングを教えてくれる就労移行支援事業所もあります。
今の時期だとコロナの関係で遠方でもオンラインで受けれるところもあるみたいです。
初心者レベルのプログラミング技術から、上級者向けのプログラミングなど様々に学べるみたいです。
注意事項としては障害者雇用に慣れていない企業はうつ病や統合失調症を抱える人への対処方法がわからず、採用を見送る傾向が高いのも事実です。
また、当然ながら、うつ病発症率が高い企業も精神障害を抱えている人の採用は控えます。
私もITメインの会社への障害者応募は何度も書類選考で落選しました。
しかしながら、私は重度のうつ病でしたが、独学でVBAやコマンドプロンプトを覚えて事務職にSE職・プログラマー職として就職できました。
給与は事務職ベースなので月給17万前後の契約社員です。
ボーナスは6月12月に手取りで2万~3万程貰えます。
大阪の事業所では100人程人がおり、VBAを扱える人が6人くらいです。
私の支店では3人おり、その中でも私が一番技術力を持っているため、社内評価はよく査定と給与は評価面談の度に上昇しています。
基本的に障害理解があり、優しい人が多いので楽しくやりやすく仕事をしています。
また。プログラミング自体がパズルを解いているような感覚で行っているので、やりがいと楽しみがあります。
※部署によってはVBAの技術の属人化を恐れて、VBAを導入していない部署もありますが、私は履歴書にVBAが出来ると書いていたためにVBAを必要とする部署で採用されました。
私自身、30歳前後で本格的にVBAを学び独学で来ました。
ただし、私自身CABテスト(プログラミング・アルゴリズムテスト)などで高得点を取れたりもしたので、潜在的にプログラミングの能力があったのだと思われます。
下記、CABテストを受けれますが、全問回答後にメールアドレスを入れないと結果が見れないようになっています。(フロンティアリンク株式会社)
メールアドレス登録不要の簡易試験版はこちらからできます。
プログラミングが出来なくても、確認作業・見直し作業が得意でデスクワークでミスが少ない方・協調性が高い方なども重宝されますので、企業の求人に自分を合わせて就職するのではなく、ご自身の得意分野に合わせて就職する(企業を選ぶ)ことをお勧めします。
また、直観的に疑似的なプログラミングなどが出来るRPAという技術も存在します。
プログラミングは難しいけどRPAなら出来る!という人も居たり、分野によってはVBAよりも優遇される場合もありますのでRPA技術の習得もありかもしれません。
また各事業所もカリキュラム内容を順次アップデートしている(場合によってはダウングレード)している事もあるかもしれませんので、興味がありましたらHPを細部まで確認することをお勧めします。
一般的な就労移行支援事業所のカリキュラムは後述します。
オススメのITスクール系就労移行支援事業所一覧
タップ or クリック で拡大して見てみてください!詳しくは下記記載します!
■ITスクール
・【所在】:日本全国に点在
・【学習内容】:動画編集・Python・Ruby・WEBエンジニア・WEBデザイナー
・日本全国にあり、動画編集から色んなプログラミング言語をやっているという印象です。
・Rubyは学びやすく、IT系の職業にもつける可能性があります。
・Rubyで作られたものはクックパッド・Twitter・食べログがあります。
・PythonではYOUTUBEやDropboxなどが作られています。
・通いやすい場所にあれば一度見学に行ってみて、好印象だったら即決してもいいかもしれません。
■フロンティアリンク
・【所在】日本全国に点在
・【学習内容】VBA・Access・WEBエンジニア・JavaScript
・フロンティアリンク株式会社が運営しています。
・WindowsやMac、どちらでも使え活躍の場が広い言語のJavaScriptが習得できます!
・Accessを勉強できます。
・AccessはPCに慣れている人でも少し戸惑うため、Accessを勉強できるのは良いですね。
・VBAも学べるので事務職でも活躍できます。
■ニューロダイブ
・【所在】:東京・大阪・福岡など(※2023年1月時点)
:【学習内容】VBA・Python・データサイエンティストなど
・パーソルグループが手掛けています。
・テンプスタッフやdodaなどのTVCMの印象が強いですね。
・Online学習に対応しています!よって自宅で勉強できる可能性があります!
・うまく使えば最強の学問であると言われる統計学系統のR言語も学べます!
・IT系の会社の障害者枠などで働ける可能性のあるPhythonやデータサイエンティストのカリキュラムが学べます。
・東京や大阪、福岡に事業所があるみたいですが、順次拡大しており、22年の12月に大阪事業所が開所したみたいです。
・パーソルグループはRPAも事業で手掛けているため、今後カリキュラムでRPAが増える可能性もあるかもしれません。
・他にはない特色としてデータサイエンティストというカリキュラムがあるみたいです。
■マナビト
・【所在】東京のみ
・【学習内容】:WEBエンジニア・WEBデザイナー・JavaScript・HTML・CSS・PhotoShop・RPAなど
・株式会社アライブが運営しているようです。東京方面のみの事業所みたいです。
・RPAを学べます!
・RPAはプログラミングほど難しくないですが、場合によってはプログラミング以上の事が簡単に出来る為、需要が高まっています!
■かいと
・【所在 】千葉県のみ
・【学習内容】CAD・動画編集など
ディープラーニングなどでCADの簡単な作業はAIが代行可能なようですが、
創造性が求められるCADはまだまだAIに奪われる可能性は低いみたいです。
一方でAIのCADは無難で人気が無いという意見もあるようなので、CADの将来性は不明瞭というのが正確なところでしょうか…
ただし、創造性があれば仕事には困らないと断言は出来そうです。
なので、CADが面白くて楽しくて創造性を発揮できる人には良いかもしれません。
就労移行支援事業所は平均すると大体9カ月訓練を受けるとされています。
自信が無くても仕事ではなく自分にプログラミングの適性があるかを知るためにプログラミングを教えてくれる就労移行支援事業所に通う事を私は強くオススメします。
私は都市部から離れているのと、コロナ前だったのでオンラインでのプログラミングを教えてくれるところも無かったので、普通の就労移行支援事業所に行きましたが、私も就労移行支援事業所でプログラミングを学びたかった(´;ω;`)ウゥゥ
結局は独学で習得したんですが大変でもあり、楽しくもありました。
↓激安で学習できる本も書いてますので良かったら見てください!
【後編へ続きます】