私はADHDもASDもどちらも該当するとの診断を受けています。
実際に物忘れが激しかったり、人の冗談を見抜くのが不得意だったりもします。
毎日新聞の調査では発達障害の人の4割がうつ病を併発しているという調査もあります。
発達障害だとやはり現状の社会のあり方で、うまく行かないことも多いと思われます。
たくさんの失敗で自己肯定感が下がる
私も、空気を読むのが苦手、友達を作るのが苦手(コミュニケーションが苦手)、好きなことにはとことん熱中して周りが見えなくなる、小さな音でも驚いて飛び上がる、タスクなどをすぐに忘れる。
など上げればキリがありません。
工場で働いていた時は、ダンボールに24本の薬品を入れるのですが、
違うことを考えてしまい、24本に満たない状態で封をしてしまい、上司にこっぴどく怒られた事や、仕事やミーティングを忘れて怒られた事など、一般就労では怒られていた記憶してかなく、それ故に
自分は仕事が出来ないダメなやつだ…と自己肯定感もダダ下がりでした。
物忘れ対策など
今現在も、忘れやすいです。特に大きな努力をしているわけではないですが、
自分が忘れやすいと自覚しているので、手のひらに予定を書いたりしています。
ボールペンもよくなくすので、紐から下げているストラップに吊るしていたりします。
付箋メモも多用します。事務職なので自分のデスクで仕事が完結できるのはすごく良いです!
工場員時代は現場をウロウロしないとダメだったので、ほとんどのことを頭の中で覚えておく必要があったので大変でした。
やっぱり発達障害の人にとって環境は大切だと思います。
あとはプログラミングが得意なので、自作でタスク忘れを防止するプログラムをたくさん作っています。
私はパソコンなければポンコツですね…
特例子会社で働き始めて思うのは、もっと早くに特例子会社に来ておけばよかった…と思うことです。
年功序列な会社も多く、長く働けばそれだけ給与も上がります。
一方で一般就労での10年間は地獄のような大変さでしたが、一般就労で身につけたストレス耐性や処世術、体調管理術が役に立っているのも事実ですので、なんだかんだ言って良いタイミングだったのかもしれません。
障害とともに生きる
私も一時期は、自分の性格や特性を根本的に変えようと奮闘していましたが、変えられない自分の特性に疲れ果てて、自責をしてしんどくなっていました。
このため、私自身は考えを転換させて、うつ病や発達障害を消すのではなく、
薬やガジェットをうまく利用しうつ病や発達障害と共存していこうと思うようになりました。
まだまだ私自身も課題はたくさんあると感じていはいますが、お陰様で生きやすくなってきました。
今回の記事が皆様の良いライフのヒントに慣れば幸いです!