今回はExcelに実際に書いてある数字をVBAで計算してみましょう。
まずは上の図の様にA列とB列を埋めてください。
そして、次に右図のようなコードを書いてください。
そして、実行すると下記の様にC列に掛け算の結果が出力されます。
※「*」は掛け算の意味。割り算は「/」になります。
では、コードの解説をしていきます。
cellsもRangeもセルの情報を取ってくるコードになります。
cellsの方が、後で学習するループ処理との相性が良いので、cellsで覚える事を推奨します。
Rangeのメリットとしては複数のセルの選択にはRangeの方が便利な事もあります。
cellsの構造(cellsの横の数字の意味)は下記の通りです。
cells(上から何行目か,横列のアルファベット)になります。
もしくは
cells(上から何行目か,左から何列目か)と両方数字で表現することも可能です。
Rangeは関数と一緒で直観的に番地を直接していしますのでわかりやすいと思います。
また、VBAの計算ではA x B= 答えという順序ではなく
答え=A x Bという順序になります。
同じように足し算や、掛け算も出来ますし、離れたセルでも計算が出来ます。
CellsやMsgBoxはかなり基本的であり、使用頻度も高いですので、VBAを使いこなすためには必須の知識になります。