とはいえ、特例子会社にも色んな風土があり、合う合わないがあります。
・実際に、先輩・同僚・後輩でも休職、退職した人も居ます。
今日は、上記の内容を詳しく紐解いていきましょう。
まずは約3年働いて感じたデメリットから
デメリット1.無遅刻無欠席で優秀な成績を残しても、給与は上がりづらい。
デメリット2.周囲の突発休暇が多く、元気な人に仕事が集中しがち。
メリット2.発達障害で一般就労ではポンコツだった私も大活躍!
デメリット1.無遅刻無欠席で優秀な成績を残しても、給与は上がりづらい。
特例子会社の傾向として、やはり給与は上がりにくいという事実はあります。
私も微々たる金額は上がってはいますが、ほぼ横ばいといった感じでしょうか。
まれに障害を抱えていても出世や実力主義な特例子会社もありますが、
反面、職場の快適さが失われると思います。
デメリット2.周囲の突発休暇が多く、元気な人に仕事が集中しがち。
メンタルが不安定な人が多いのも事実なので、休みがちな人は結構居ます。
また、休職に入ってしまう人も1年で2〜3人居ます。
特段、難しい仕事は来ないとは思いますが、出来る人に仕事が集中する傾向は高いと思います。
デメリット3.クセがある人が多い?
同僚の話だと発達障害(ADHDやASD)でこだわりが強かったり、話が通じづらい人が居ると言っていました。
私は10年ほど働いていていた一般就労時にも、クセが強く、関わるのが難しいと感じていた人も居ましたので個人的には人間関係はなかなか快適だと思っているのですが、
このような意見もあります。
反対に約3年働いたメリットもお伝えします。
メリット1.やっぱり平穏に働きやすい!
私は一般就労で10年働きましたが、社内政治や空気を読んだり、根回ししたりが苦手で不眠とうつ病になって心身を崩し、離職し病気で長期寝込む…というパターンを繰り返してきました。
特例子会社でも嵐のような大変な日はたまにありますが、日数だと年に数回ぐらいです。
一般就労だと何週間、何ヶ月もそんな状態のときがありましたので、比較的平穏に過ごせるありがたい日々を過ごしています。
メリット2.発達障害で一般就労ではポンコツだった私も大活躍!
一般就労では物忘れやミスが多く、上司や同僚からポンコツ扱いされており、私自身の自己肯定感も低くなり、うつ病は悪化していきました。
しかしながら、特例子会社で苦手なところは上司にサポートしてもらいつつ、得意な仕事が出来ると上司や同僚に一目置かれるようになり、自己肯定感もかなり上がりました。
私の場合はVBAが得意でしたので、それで活躍できています。
メリット3.人が優しい
一般就労に比べて圧倒的に優しい人が多い印象です。上司や同僚、後輩も優しい人が多くあんまり人間関係では悩みません。
一方で繊細な人が多いので、何気ない発言で相手がダメージを負って小さなトラブルになることもあります。
このあたりを気をつければかなり快適に過ごせると思います。
ただし、先輩いわく、昔、体育会系の根性論が大好きな上司が居たこともあるともあり、大変だったと言った話も聞いたことがあります。
メリット4.マニュアル完備や相談窓口の常時併設
私の特例子会社では上記を徹底しており、マニュアル作成側になると大変ではありますが、作業側は安心して作業できると思います。
また、公私関係なく悩みがあれば上司や常駐のカウンターさんが相談に乗ってくれます。
メリット5.残業は少なめ
部署や人によっては年間通して完全に0なところもあります。
ただし、出世して地位が上がると反面、残業は多くなる印象です。
一方で、残業の上限は設けられているので、無限に残業が出来るわけではなりません。
管理職になると限られた時間でタスクを処理できる能力が求められそうです。
就労移行支援事業を利用していたため私はハローワークの求人で応募しました。(ハローワークでないと就労移行支援事業のスタッフのサポートが難しいため)
また、主観的な意見ではありますが、一般就労と比較して総合的には職場は快適で平穏で過ごしやすいことが多いです。
一方で給与面で将来への不安はやはりありますが、なんとか一人暮らしで貯金も出来ています。
工夫次第ではなんとかなる…といったところでしょうか。
特例子会社は会社説明会で、職場の特徴を話してくれることが多いと思います。
そのときに自分と合いそうだなと思った職場に是非とも応募してみてはいかがでしょうか?
皆様が快適に過ごせることをお祈りしております!